2018/9/13

流行のシェアオフィスの選び方は?

流行のシェアオフィスを活用した“新しい働き方”、そして失敗しないサービスの選び方は?

近年、新しいワークスペースとして注目を集めているシェアオフィス。利用者も施設数も増えており、都心立地だけでなく地方都市などにも増加、それにともない様々な特色のある施設やサービスも登場しています。利用しやすくなっている一方で、活用を検討している方にとってはサービスや施設の選択でお悩みという声も増えています。
そこで、シェアオフィスについて、その内容やどのようなワーカーが活用しているのかなどをご紹介します。目的にあったシェアオフィスを選ぶ参考にしていただければ幸いです。

 

  1. 働き方の多様化と、「働き方改革」の推進もあって、新しいオフィスが次々に増えています

  2. シェアオフィス、コワーキングスペースは個性や特徴も様々、用途や目的に応じて見極めましょう。

  3. 三井不動産グループが推進する新しい働き方を実現するオフィスも、ぜひご検討ください!

 

■ サービスの多様化にともない、使いやすく魅力が増している“新しいオフィス”

-いままでのオフィスとは異なる、様々な使い方ができるオフィスが増えています。

サービスオフィス、シェアオフィス、コワーキングスペースなどという呼び方で、様々な利用者のニーズに合わせた新たな形態のオフィスが供給されています。このような賃貸オフィスの多様化は1990年頃から見られましたが、当時は外資系企業が運営するサービスが中心でした。ここ数年は三井不動産をはじめとした日本の大手不動産会社が本格的に参入、供給量や提供するサービスの種類もさらに多様化しています。また「働き方改革」の推進にともないワーカーの働き方も多様化していることもあり、さらに注目が集まっています。
サービスオフィスは、レンタルオフィスなどと呼ばれることもあり、1~数席が設置できる契約者専用の固定小割りスペースを貸しているものです。一般的なオフィスビルと比較して面積が小さく契約期間が短いことから、オフィス開業費用を抑えることができるため、ベンチャー企業のスタートアップオフィスとして利用されるケースなどが多いようです。受付サービスや会議室、コピー・出力機等のオフィス什器は利用者が共用するため、小さな賃貸オフィスを借りるよりも質の高いオフィス環境を確保することができるのが魅力です。

-シェアオフィス、コワーキングスペースとはどのようなオフィスでしょうか。

シェアオフィスやコワーキングスペースと呼ばれるものは、サービスオフィスとは異なり契約者専用の区割されたワークスペースはありません。個室ブースが設置されている施設もありますが共用であり、異なる会社の様々なワーカーがオープンな空間を利用します。契約内容は、利用時間ごとの清算や会員制などが取られていることが多いようです。
多くのシェアオフィスには、1席単位のデスクや広い共用デスク、個室といったワークスペースの他に、コピー・出力機等のオフィス什器や備品、打合せスペース、会議室やアメニティサービスなども用意されており、無料または有料で利用することができるようになっています。
エントランスに総合受付があり往訪客の取次などのサービスを行っている本格的なものから、スマートフォン等と連動したデジタルキーで入退室する無人管理のカジュアルなシェアオフィス、また利用者の事業成長支援を行う機能を提供するものなど、サービスの内容も多様です。

オフィストレンド画像②

 

■ シェアオフィスニーズ増加の背景から、働き方改革や、多様なワーカーの姿が見える

-シェアオフィスを利用しているのはどのような方で、どんな利用の仕方をしているのでしょう。

近年特に増えているのは、働き方改革の一環としてリモートワークを取り入れている企業の利用です。主要な取引先の近くの施設を利用して移動時間を減らす、自宅近くのシェアオフィスを利用することで在宅勤務より快適なワークスペースが確保できるなどのメリットがあります。ワーカーにとっては業務の効率化が図れますし、企業にとってはより安全なワークスペースを確保できることから、働き方改革の具体方策として注目されています。
また、起業・スタートアップ、または新たな営業拠点開拓といった、大きなオフィスが不要なビジネスパーソンが事業拡大の足掛かりにするために利用するケースもあります。このような“起業型”の利用者は、単なる効率化、単なるスペース利用ではなく、起業家同士のコミュニケーションや協働でのビジネスチャンス拡大なども目的であることが多いようです。そのため、“起業型”の利用者をターゲットにしたコワーキングスペースでは、起業やコミュニケーション促進のためのワークショップなどのイベントから資金支援まで、さまざまな起業支援サービスを用意しています。

-サービス選びのポイントとして、どこを見ればよいでしょうか。

立地や施設の使いやすさなどは当然ですが、自社ワーカーの業務効率化が目的の場合、利用価値をさらに高めるには利用できる施設数が多いかどうかも大きなポイントです。地方都市にも拠点があるサービスであれば出張先でも利用できますし、各ターミナル駅近くに利用可能な施設があれば更に多くのワーカーにとって使いやすいでしょう。
またワークスペースや設備等の安全性もチェックポイントです。防犯対策やスタッフの有無、施設内のLAN環境、Wi-Fiなどの情報セキュリティレベルなども確認しておくことをお勧めします。
“起業型”のサービスを選ぶ場合には、更にプラスして“コーディネーター”に着目してみると面白いですね。違う会社や異なる立場の方々と積極的に交流したい、知恵を結集して新しい仕事を生み出したいといったニーズに応え、コミュニケーションを活発化するために、ワークショップやイベントのコーディネートやコミュニケーションを図る役割を担った専門スタッフを配置している施設も増えています。この“コーディネーター”の手腕、個性や得意分野、質の高さによって利用満足度が大きく変わります。体験利用等が可能な場合もありますので、参加するのもよいでしょう。

 

■ 三井不動産グループでも、目的に応じた様々なシェアオフィスを展開

三井不動産グループでも、お客様の様々なニーズにお応えして、様々な形態のシェアオフィスの運営を行っています。

三井不動産株式会社では、新しい働き方の実現のため、2017 年4月より法人向けシェアオフィス「ワークスタイリング」(https://mf.workstyling.jp/)を展開しています。現在では、多拠点型シェアオフィス「SHARE」、24時間入室可能なサービスオフィス「FLEX」、泊まれるワークスペース「STAY」と3つのサービスを全国31拠点にて展開しております。

オフィストレンド画像②


生産性の高い効率的な働き方が目的なら「ワークスタイリング<SHARE>」がお勧めです。法人会員制で利用時間に応じ10分単位で費用精算できる上に、首都圏の主要ターミナル25拠点、地方都市6拠点(2018年8月時点)のすべての施設を利用することができますので、日々の仕事はもちろん在宅ワークの併用として、また出張等でも自在に快適なワークスペースを確保することができます。
プロジェクト・新規事業・スタートアップ・サテライトオフィスのためにオフィスが欲しいということであれば、「ワークスタイリング<FLEX>」がお勧めです。「ワークスタイリング<FLEX>」なら初期費用を抑えながら、プロジェクトメンバーに最適な環境を提供できます。プロジェクトの進捗に応じながら、席数のプラン変更もできるため、急なメンバーの増減にも対応できます。また「ワークスタイリング<FLEX>」を拠点として、全国に広がる「ワークスタイリング<SHARE>」のネットワークを利用することにより、フレキシブルに生産性の高い効率的な働き方を実現することが可能になります。「ワークスタイリング<FLEX>」は、グラントウキョウサウスタワー(八重洲)・東京ミッドタウン(六本木)・新宿三井ビルディング<※11月オープン予定>・東京ミッドタウン日比谷<※11月オープン予定>にて「ワークスタイリング<SHARE>」と併設して展開しています。

“起業家向け型”のシェアオフィスなら31ventures(http://www.31ventures.jp/)をご検討ください。単なるスペース貸しではなくベンチャー企業の成長に必要な経営支援から資金支援、コミュニティの提供までベンチャー企業の事業拡大を支援する環境をご用意しています。
サービスオフィスをご検討の方にお勧めなのが、M-Field霞が関(https://office.mf-realty.jp/m-field/)です。日本初の超高層ビル・霞が関ビル内にあり、エグゼクティブに相応しい上質な空間とサービスをご用意。受付、コンシェルジェサービスや霞が関ビル内の様々な施設・サービス利用も可能です。

オフィストレンド画像③

多様な働き方が当たり前になった今だからこそ、シェアオフィスの市場も成熟しつつあります。皆様の目的にあったサービスを見つけてシェアオフィスを賢く利用してはいかがでしょうか。

 

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三井不動産リアルティ株式会社 ソリューション事業本部リーシング営業部

田所 清

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